剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?まだまだスポチャンを知る!3回目!
こんばんは!元剣士の森川です!
さて、スポチャン企画も早3回目。
起源から違うことが分かり、試合時間等の違いも分かり、後は・・
今回は部門についての違いを語っていきますよ!
では、早速行きましょう!
こんなにあります!スポチャンの「競技種目」個人戦!
競技種目。
先ずここで剣道には無い言葉が登場しますが、スポチャンの個人戦の場合、何と
「武器の種類」で種目分けするのですよ!(゜o゜)
その武器の数、何と13種類!何個か挙げていきますと・・
・短刀の部
・長剣フリーの部
・二刀の部
・楯長剣の部
・得物自由(異種)の部
どうですか・・短刀から楯長剣の部、フリーまで多種ですね。
楯って概念が、剣道ではなくチャンバラらしいなあ、と感じますね!
で!公式試合だと、一般的には大会主催側が3つ種目を決定して、その大会の種目を限定する、
という仕組みらしいです。
確かに13種目やってたら、流石に収集がつかないでしょうね 笑
あ!因みに試合場は規定で「6~9メートルの”正方形”」となってます!
剣道が「9~11メートルの”正方形、または長方形”」ですので、ここも違いますね。
まあ、細かい差ですが、「違い」を発見する企画ですので、付き合って下さい!笑
正に”チャンバラ”!色々な意味での団体戦!
次が団体戦!
剣道での団体戦・・先鋒から大将まで、基本的には5人が各々戦い、その勝敗を総合で決する、
というのが一般的。
1対1、これこそが剣道の緊張感、醍醐味!
そしてスポチャン。
何と「大人数」で「一斉に」戦う種目が存在するのです!
その名も「乱戦」または「合戦」。うーん、戦国的です!
審判、判定が大変でしょうね 笑
もう少し変則的なのがサバイバル戦!
これは例えば10人試合場に居るとして、何と「周りが全員敵」という、その名の通り
生き残り、最後に残った者が勝者!という種目。
自由度の高さを最高に活かした種目達ですな!
剣道は常に1体ですので、目の前の相手に立ち向かう、その集中力、精神力、技量が
競われます。
一方、スポチャンでの団体戦は、大人数での戦いですので、戦略的な趣が強くなりますね。
「お前はあの短刀に行ってくれ!おれは楯に行くから!」とかですね。
剣道でもやってみれば?と思われるかもですが・・無理ですね、流石に危険すぎますし、
スポチャンとの違いである「剣の道」、その精神からも逸脱しかねない形式ですから。
企画3回後の私的な感想!
さて、3回に渡り行ってきましたスポーツチャンバラ、スポチャン企画、如何でしたか?
私的には剣道とスポチャン、やはりどちらにも素晴らしい部分があり、住み分けがきちんと
出来ている!という印象ですね。
そして双方の明確な違い、それは最初に書いた「起源」、武士の系譜か子供のチャンバラからの流れか、
それが根底にある事が大きいのでは?という発見も出来ました!
剣道ブログでスポチャン・・ある意味危険な行為ですが 笑
しかし!結局は従兄弟同士みたいな関係ですので、共に栄えていけたらなあ、と願いつつ
書かせて頂きました!
どっちも盛り上がりますように!
商品紹介!
正藍染 一重剣道衣(WASH加工)!
そうそう、スポチャンとの違いは「道着」もありました!
道着着ている方も居る事は居ますが、下は袴皆無です。
足さばきが剣道とは決定的に違いますので、基本ズボン道着かジャージですね。
上は各々カラフルなTシャツが多かったですよ!
ともあれ、これぞ剣道!正藍染是非是非どうぞ!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!