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2014.02.24

江戸時代の剣士がやっていた、今では絶対にありえない勝敗の決め方とは?

こんばんは!元剣士の森川です!

 

スポーツにはルールがあり、武道にも然り。

ルールがあるから、スポーツや武道が成立する。

 

そして、そのルールは進化退化を問わずに、時代とともに変化していく

ものである。

 

・・と、物知り気に語ってますが、今回はちょっと面白い試合形式を

発見したので、それを書きたい為の、この前フリです 笑

 

私達が知っている「剣道の試合」はというと・・

 

上の画像が、基本的な我々が知っている「試合」ですね。

紅白のたすきをかけて、審判が二人居て、大抵が「3本勝負」、これが剣道の

一般的な認識。

で、そのルールの基礎を築いたのが、明治以降に発足された日本武徳会の方々。

 

以降、剣道は様々なルール変更を経て、現状の規定に至っているわけですね。

大きなところでは、突きの有効打突は高校からとか、胸突きは以前はOKで、現在は

NG、とかですね。

 

まあ、そういった細かな規定を変更しつつ、今の剣道があるわけです。

 

江戸時代、幕末の剣道で衝撃の記述を発見!

 

そう、ここまではあくまで「明治以降」のお話。

では・・侍が残りつつも「剣道」という競技が生まれつつあった幕末、

その時代の剣道の試合とは、一体どういったものだったのか?

 

一つ、非常に興味深い情報を手に入れました!

発信者は江戸時代の写真家フェリーチェ・ベアトさん。お手柄です 笑

 

彼が残した記述によると、幕末の剣道は既に竹刀での打ち込みが行われていた、

という事実と、試合に関する記述が。

 

彼がベアトさんが観た日本男児の剣道の試合、その勝敗の決定方法、それは・・

 

相手の面をぶん取った剣士が勝利!

 

何と言う、何というワイルドさ・・

面を取る、イコール竹刀ではなく「手」で相手の面をむんずと掴んで

「とったどー!(゜o゜)」としていたのです!

 

恐らくベアトさんは「オウ、コレがケンドーナノデスネ(゜o゜)」と納得しつつ、

書を残されたのでしょうが、21世紀にこの事実を知ると・・凄まじいですな 笑

 

ただ、やはり理由はあるみたいで、幕末は未だ前述した様に侍が残っている時代、

よって面を取る、奪う行為は「相手の首を取る」「討ち取った」という宣言だった、

という解釈みたいですね。

 

日本武徳会、偉大です

 

そう考えると、そこから「流石に相手の面を取るって、競技としてどうだろう?」とか

話し合ったのでしょうね。

更に幕末は剣道が生まれたばかりの時代ですから、場所による「ハウスルール」もあった

に違いありません。

 

それを統一した武徳会の先人の方々、本当に有難う御座います!(゜o゜)

 

こうやって振り返ると、現行のルールが如何に洗練されたものか、分かりますねえ。

 

しかし、一度位は「ぶん取り勝負」やっても良いかも・・いや、やめておこう 笑

時代が作るルール、興味深い!勿論江戸時代の先人達にも感謝です!

 

今はぶん取ったら反則ですよ!商品紹介!

セールが終わり、王者が帰還しましたよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セールは好評だったようです!有難う御座います!

 

そして、終わった直後にすぐさまデイリーランク1位に来る、これぞ本物の

人気商品、テトロン袴さん、流石です。

 

既に説明不要!洗濯機で心置きなく洗える!以上!笑

 

お値段も手に届きやすいので、薦めやすい万能な逸品!是非是非!

 

ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!

 

失礼致します!