江戸時代の剣士がやっていた、今では絶対にありえない勝敗の決め方とは?
こんばんは!元剣士の森川です!
スポーツにはルールがあり、武道にも然り。
ルールがあるから、スポーツや武道が成立する。
そして、そのルールは進化退化を問わずに、時代とともに変化していく
ものである。
・・と、物知り気に語ってますが、今回はちょっと面白い試合形式を
発見したので、それを書きたい為の、この前フリです 笑
私達が知っている「剣道の試合」はというと・・
上の画像が、基本的な我々が知っている「試合」ですね。
紅白のたすきをかけて、審判が二人居て、大抵が「3本勝負」、これが剣道の
一般的な認識。
で、そのルールの基礎を築いたのが、明治以降に発足された日本武徳会の方々。
以降、剣道は様々なルール変更を経て、現状の規定に至っているわけですね。
大きなところでは、突きの有効打突は高校からとか、胸突きは以前はOKで、現在は
NG、とかですね。
まあ、そういった細かな規定を変更しつつ、今の剣道があるわけです。
江戸時代、幕末の剣道で衝撃の記述を発見!
そう、ここまではあくまで「明治以降」のお話。
では・・侍が残りつつも「剣道」という競技が生まれつつあった幕末、
その時代の剣道の試合とは、一体どういったものだったのか?
一つ、非常に興味深い情報を手に入れました!
発信者は江戸時代の写真家フェリーチェ・ベアトさん。お手柄です 笑
彼が残した記述によると、幕末の剣道は既に竹刀での打ち込みが行われていた、
という事実と、試合に関する記述が。
彼がベアトさんが観た日本男児の剣道の試合、その勝敗の決定方法、それは・・
相手の面をぶん取った剣士が勝利!
何と言う、何というワイルドさ・・
面を取る、イコール竹刀ではなく「手」で相手の面をむんずと掴んで
「とったどー!(゜o゜)」としていたのです!
恐らくベアトさんは「オウ、コレがケンドーナノデスネ(゜o゜)」と納得しつつ、
書を残されたのでしょうが、21世紀にこの事実を知ると・・凄まじいですな 笑
ただ、やはり理由はあるみたいで、幕末は未だ前述した様に侍が残っている時代、
よって面を取る、奪う行為は「相手の首を取る」「討ち取った」という宣言だった、
という解釈みたいですね。
日本武徳会、偉大です
そう考えると、そこから「流石に相手の面を取るって、競技としてどうだろう?」とか
話し合ったのでしょうね。
更に幕末は剣道が生まれたばかりの時代ですから、場所による「ハウスルール」もあった
に違いありません。
それを統一した武徳会の先人の方々、本当に有難う御座います!(゜o゜)
こうやって振り返ると、現行のルールが如何に洗練されたものか、分かりますねえ。
しかし、一度位は「ぶん取り勝負」やっても良いかも・・いや、やめておこう 笑
時代が作るルール、興味深い!勿論江戸時代の先人達にも感謝です!
今はぶん取ったら反則ですよ!商品紹介!
セールは好評だったようです!有難う御座います!
そして、終わった直後にすぐさまデイリーランク1位に来る、これぞ本物の
人気商品、テトロン袴さん、流石です。
既に説明不要!洗濯機で心置きなく洗える!以上!笑
お値段も手に届きやすいので、薦めやすい万能な逸品!是非是非!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!