剣道に多い怪我とは?
こんにちは、剣道歴10年元剣士の森川です。初段です。誰でも取れます。
さてさて、今回は剣道において最も多いであろう怪我の紹介をしますね。
剣道でよくあるミミズバレ
ズバリ言いますと、ミミズバレです。
皮膚が赤くなって、刺激された箇所がぷっくり浮くあれです。
更に最もミミズバレが出来る箇所まで言うと、「小手が守っていない腕全体」です。
理由は簡単。相手の打ち損ない、もしくは1本を取られない様に、自分で
小手から相手の竹刀を避ける為です。
男の子なら勲章として誇っても良いですが、女の子は話が変わってきますね。
ただ、安心して下さい。剣道は基本的にこのミミズバレ以外、殆どの
打撃系の傷は御座いません。その為の防具ですから。
顔に傷なんて、残念な奇跡が起こらない限りその可能性は皆無です。
打撲や捻挫はよくあるケガ?
後は打撲や捻挫位なものです。スポーツ、武道では付き物の怪我ですね。
まあ、捻挫は痛いですがね・・因みに私の場合、10年やって捻挫は
記憶にある限り2~3回でした。
うん、準備運動すれば、これも大概は回避出来ます!
剣道をすると血尿がでる??
最後に豆知識でも。
剣道を続けていると、必ず「血尿」という言葉を耳にします。
剣士は血尿を出してしまう可能性が、それ以外の方々よりも高いのです。
何故か?
稽古が激しすぎる?ストレス?膀胱炎?腎臓ヤラレタ?
全て不正解です。
剣士の血尿、その最たる原因は端的に説明すると「正確過ぎる踏み込み」です。
相手に打ち込む時、剣士は当然踏み込みます。そしてその踏み込みが
正確であればある程、強ければ強い程、「かかと」に負担がかかります。
血尿がでるメカニズム
そして何度も何度も強い衝撃を受けたかかと、その付近にある
大量の赤血球が破れ、血液内に入り込み、尿に混じって放出されるのです。
意外とこの原因は知られていません。
激しい稽古は遠因にはなりますが、血尿が出やすい剣士の特徴は、
「正しいフォームで稽古に勤しむ踏み込みが強い人」なのです。
大丈夫ですか?周りに、身内にこういう剣士は居ませんか?
居る、もしくは自分と気付かれた方、ご安心下さい!
こんな商品があるんです。
痛むカカトをしっかりガードしますよ。
うーん、あざとい。笑って許して下さい!
しかし真面目な話、やはり怪我はしないに越したことはありませんので、
準備運動等、リスクを最大限に排除しつつ、剣道人生を歩んで頂ければ
幸いです。
ではでは、ここまで読んで下さった皆様、心から感謝を。
失礼致します。