剣道って「声を出して」応援しちゃいけないの?
こんばんは!元剣士の森川です!
さて、今回は剣道の「暗黙のルール」についてお話します!
剣道って何で拍手だけの応援なの?
試合をテレビや会場などで観戦した事のある方ならご存知でしょうが、
剣道の応援は基本的に「拍手」のみです。
先ず、これはルールに設定されていません。
どんな競技、業界にもある「暗黙の了解」という奴ですな(゜o゜)アルアル
では、何故拍手だけなのか?
一番の理由は「礼節」ですね。
「相手弱いぞ!」とか「倒せ!」とか「入ったじゃん!」等、どうしても相手に対して
無礼とみなされる発言が、声援には混ざってしまいがちですので、相手への敬意を
尊重する目的で、応援は基本「拍手のみ」なんですねえ。
礼儀は品にも通じますので、同時に剣道の品を保つ、これも理由の一つです。
他の個人競技との決定的な「違い」
「あれ?あの相手フェイントに弱いぞ」
「いや、そうじゃねえ、そこは一回小手打って!」
団体戦。仲間の剣士の試合を見守っている間、同じチームの剣士は
黙って見守りつつ、上記の様な分析を結構しています。
例えばこれが柔道やボクシングだったら?
そう、そのまま声に出して「アドバイス」出来るんです!
相手の弱点、味方が狙われている癖、第三者、しかも剣士から観ると
やはりそれは的確な指摘になります。
だが、教えられない。うーん、もどかしい(^_^.)
ただ、逆に言えば試合場の二人、誰の力も借りずに完全にお互いの技量のみ、
正に言い訳のきかない真剣勝負が、応援やアドバイス無しだと成立するんです!
これは意外と気付かない「剣道特有の文化」だと思います(゜o゜)ハッ!
いやね、言いたいですよ?「ナーイス!」「今のファールだろ!」「カード出せカード!」
何故かサッカー風ですが、人間ですので抗議の一つも言ってやりたい場面はあります!
が・・そこでグッと言葉を飲み込むのが剣の道!言わない美学!
うーん、素敵やん(^・^)
自然と身につく個人で状況を打破する力!
「どうすればいい?」
結果、試合中剣士は全て己の力、考えで剣を振るいます。
私生活や仕事での決断。
勿論誰かに相談した方が色んな角度で物が見えますので、良い結果が
生まれる可能性が高いです(゜o゜)ソリャソウダ
剣道において、その行為は稽古中に存分にやって、試合では全て
自己責任。「お前があんな事言わなけりゃ・・」そんな事決して言えません、
だって声援送ってないもん。
何でもそうですが、結局決断は本人、一人の人間が下すのです。
その能力を真剣勝負の場で養えるのは、上記の説明からも分かる通り、
圧倒的に剣道です!剣道なんですよ!
では、私はこの風習をどう感じているのか?
断然賛成派です!(゜o゜)
柔道のコーチの声援、ボクシングのセコンドの指示、それはそれでチームとしての
素晴らしさ、二人三脚の美しさがあります!
しかし、剣道の「試合場には二人の剣と意思のみ」、その格好良さ、美しさもまた、
守り抜いて欲しいものです。
そんな美学を持つ剣道、その商品紹介今回はこちら!
コーチングが出来ないのなら、せめてテーピン(以下略
ふう・・久々に三十路ジョークを放ってしまった(゜o゜)アブネエ!
冬は体が固くなりがちです。
怪我を未然に防ぐ、または軽く怪我してしまった箇所をカバーする、
テーピングはどんな競技にも万能ですねえ。
テーピングって、してると何か格好良くないですか?
正直、痛くも無いのに手首足首に、たまに巻いてましたm(__)m
・・要らない白状はさておき、巻き方も結構細かいので、正確な
テーピングを!やり方ですか?目の前の機械でテーピン・・
えーと、その内書きます!
ではでは、今回も読んで下さり真に有難う御座います!
失礼致します!湯気が出るほどの準備運動を!