剣道で良く問題に挙がる「三所避け」への対抗策を考える!高校生以上ならば・・
こんばんは!元剣士の森川です!
先日仕事場の後輩から「ロードオブザリング」を薦められ、今更ですが
3部作、制覇しました!
計9時間・・3日かけて観賞しましたよ 笑
しかしながら、面白かったですねえ。
日本には侍、海外には騎士がいる!
殺陣がかなり多い映画ですので、騎士道精神と併せてオススメです!
まあ、結構な方が観ているとは思いますが 笑
そもそも三所避けとは?
2008年・・ルール改正!
先ずは「中学生まで」のお話。
中学までの剣道で、この三所避けはある意味かなり有効な戦術だったんです。
空いている左小手と逆胴は中々旗が上がらないし、かといって無闇に攻めても
面小手胴は竹刀で防がれている・・
そんな禁じ手に近い中学までの三所避け、遂に2008年「時間の空費」という
理由から「反則」対象になったのです。
勿論、場合によっては瞬間的に誰でもとってしまう構えですので、そこは審判の
判断、裁量に依るところは大きいのですがね。
ので、最近の中学までの試合を観ても、露骨な三所避けの使い手は減っている印象が
強いですね。
中学までの私的な対応策!
で、反則を取ってくれない場合どうするか?
私的な経験上ですが、やはり逆胴は決まりにくいので、三所避けの体勢を
どう崩すか?というのがポイントかと!
一番効果的なのが「体当たり」でしょうか。
鍔迫り合いに持っていって、離れ際、やはり三所避けの体勢をとってくる相手
ならば、シンプルに体勢が完成する前に、打つ。
または一度体勢を崩した後、連続技も私的には有効でした。
例えば
体当たりで相手の体勢を崩す→三所避け再開前に小手を先ず放つ→小手は早く軽め、
本線は面、小手面の面で仕留める意識
一度体勢を崩す事は三所避け攻略の大きなポイントだと思いますので、そこから
突破口を開いて下さい!必ず「隙間」はできますから!
三所避けは現在反則にもなってますので、ガンガン恐れずに攻めましょう!
高校以上で三所避けを見かけない理由
まあこれは・・一応書きます!
「突き」があるからです!以上!笑
三所避けで「無防備」と言っても過言ではない箇所、それが突き。
相手に向かって構えてないので、竹刀を払う事も出来ませんから、いよいよ
三所避けは突きとの相性が最悪なんですね。
後は、高校以上のレベルになると、単純に上に書いた「隙間」を作り、打ち込める
剣士が増える、通じなくなるというのも真理でしょうね!
うーん、真面目 笑
ともあれ、私的には2008年のルール改正は喜ばしい変化です。
三所避けは剣士としての伸びしろを奪う構えだと、私的には考えてますから!
ただ、繰り返しますが、状況によっては仕方無いとも思います。
要は使う状況と心境ですね!
精神論で纏めたところで商品紹介!
「防いでいる上から、思い切り打ち込み続ければ良い!」、三所避けの
対応策でこんな意見があったので、そんなあなたに柄太竹刀!
まあ、この竹刀は「軽く感じる」という優秀な性能がある逸品なんですがね!笑
やはり上から打ち込むより「隙間」を作る、これをオススメ!
あ、竹刀も勿論オススメですよ!
是非是非!
ではでは、今回も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
失礼致します!