剣道って私生活では役に立たないよね?
こんにちは!元剣士の森川です!
さて、今回の題名は学生時代、柔道部の友達に言われ「そうだなあ・・」と
若干悔しさ込みで答えた質問。
喧嘩ならば最強と噂されている柔道家に言われると、いよいよ何も言えません。
例えばです。あくまで例えば、路上で物凄くいかつい顔したいかつい体格の
人間と喧嘩になったとしましょう。
そして「近くに棒はないか!」、と探してみましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あら不思議、キョロキョロしている間にあなたはアスファルトに転がっています\(-o-)/
まあ、これは「棒状の物体を探す」前提でのお話で、極端な例えですがね。
とまあ、一般的であろうイメージから書いてみました。
では本当に役に立たないのか?これから私の経験を踏まえてお話しましょう!
剣道経験者が万が一の時、身につけている役立つ能力とは?
その昔、といっても20代中盤ですが、私にこんな悲劇が起こりました。
「殺すわよ」
そう笑いながら、私の家(東京時代の1人暮らし)で包丁を私に向けてきた
人物が居たのです。性別ですか?関係ないっ!理由ですか?察してくれっ!
・・まあ、生まれて初めて人様に包丁を向けられたわけです(^_-)-☆
怖かったです。少し出ました(何が?)(^_-)-☆
ただ、そこで強烈に、正確に言うと後日「ああ、そうか」と実感したのは、
剣道の「間合い」、これが体に染み込んでいたという事実です。
「間合い」とは相手との距離感。これ以上近づけば打ち抜かれる、ここからなら
私の剣だけが届く、そういう絶対的な距離感を間合いと言います。
修羅場の話に戻すと、結局彼女・・いやその子自体に私を傷つけよう、などという
意思が無かったのも勿論ですが、そう思いたいですが、体が「ここならギリギリ大丈夫」
という距離を自然と保っていて、更に「ここで包丁持ってる手を掴む!」
という距離にスッと近づいて、事なきを得ました!俺凄い!超凄い!
嘘と思うでしょう?悲しい事に実話なんです(ToT)/~~~
こういう修羅場、ありませんか?無いですよね?無いと言って欲しい。
まあ、これは駄目男の一例ですが、この「間合い」が日常のもしもの
アクシデントでかなり役に立つ事は、お約束します。
自然と身につく反射神経
さて、その他の健全な用途でいくと、剣士は「反射神経」がいつの間にか抜群に伸びています。
剣道を辞めた後、私は一時期サッカーに転向しましたが、その際のポジションはキーパー。
その時のボールへの反応速度は、サッカー経験者(元プロ)も驚いてくれた位
に早かったそうです。
そうです、と書いたのは実際のプレイ映像が残ってないし、本人は無意識でしたからね。
ただ、ボールが良く見えて、それに対応する事ができたのは、剣道の応用だったかもですね。
反射神経は様々な場面やスポーツで役立ちますので、これは大きな産物ですね。
後はまあ、あえて書きませんでしたが、やはり礼儀作法と精神力、この2つ。
これは散々語ってきましたので、今回は割愛させて頂きますね。
挨拶、本当に大事です!
さて、私のケースを書いてきましたが、何だかんだ平和が一番!揉め事反対!
ですので、もしあなたが何かしらのアクシデントに見舞われ、駄目だ喧嘩になる・・
そう覚悟を決めるその直前に、これを両手に持ち、空に向かって掲げるのです!
どうです?このくまもんの破壊力。戦意喪失間違いなしです!
写真の彼は位置が甘いですね。まだ高くて良い。
万が一「何だそれ」と言われた場合、自信を持って「くまもんだよ馬鹿野郎!」
と言って逝って下さい。嘘です、馬鹿野郎は省いて下さい。
間合いと反射神経、おまけに対人トラブルへの慣れ(剣道は1対1で打ち合いますから)。
竹刀が無くても、精神論以外で剣道は役に立つ能力が自然と伸びているものです。
まあ、間合いを実感するより包丁を出させない努力をしろって話でもありますが 笑
さてさて、本日も最後まで読んで下さり、真に有難う御座います!
では、失礼致します!