剣道でこんな裁判があったのか！宗教と剣道、そして裁判へ。知っておいて損は無いです！

こんばんは！元剣士の森川です！

 

さて！ここ最近は高校、大学剣道の地方大会も

一旦落ち着き、少年剣道が盛り上がっている状況！

 

そんな中、今回は恥ずかしながら私が最近知った

約２６年前の「剣道に関する裁判」についてのお話を！

 

必修科目に剣道！しかし・・

 

で、早速ザックリと裁判になった出来事を書いていくと・・

 

・とある高校では、剣道が必修科目だった

・とある生徒達が「信仰上の理由で剣道を拒否」

・結果、最後まで拒んだ生徒は留年、退学、という処分に

 

という流れですね。

 

そして裁判、これは一審では学校側の言い分が通り、生徒側の敗訴。

しかし、最高裁が出した結果は原告、生徒の言い分、主張が正しい、と。

 

私的なポイント

 

そしてこの裁判、結構な情報量があり、色々と調べていると、私的には

最も上記の結果に納得出来る出来事があったのです。

それは・・

 

「生徒たちは、剣道を拒否する代わりに、授業を見学し、きちんと

レポートを提出した」という点。

 

これは、信仰上やむを得ず参加できない代わりに、しっかりと学ぶ姿勢を

見せている、という事ですね。

 

要は、ここを学校側が許容しなかったという事にもなります。

 

まあ、これにかんしては、学校側の言い分も分かります。

如何に信仰上の理由があれど、生徒には平等な判断、ジャッジを

しなければいけない。

 

ただ、ほんの少しの歩み寄りが出来なかったのですねえ。

 

学校側の姿勢、そして生徒たちの信仰。

何だか、私的には剣道を通して、日本における宗教、そのスタンスを改めて

考えさせられる出来事でした。

 

もし私が学校側だったら・・生徒側だったら・・

うーん、やはり宗教は尊いし、難しいものですね。

 

今回はここまで！ではでは！