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2016.01.29

NHK・BS1、スポーツ追体験ドキュメント「剣道日本代表が語る世界選手権」鑑賞しました!その3!

こんばんは!元剣士の森川です!

 

さてさて!番組の感想も3回目!

いつまで続くんだ、そう思われている方、安心してください、

恐らく次で終わります 笑

 

ともかく!ここまでは中堅戦!

 

これから副将、大将戦のお話ですね!

 

日本の大将、内村良一

 

副将戦、安藤選手の試合はお互いの手の内を知り尽くしている、

その結果の拮抗具合、かなりの緊張感溢れる一戦でしたね。

 

正に拮抗、勝負は引き分けで終わります。

この試合は監督の「相手の鍔迫り合いの上手さ」、その語りが

面白かったですね。なるほど、と。

 

ともあれ!リードした状況で、日本剣道の象徴、内村選手の登場!

大将戦です。

 

日本開催、決勝、僅差でのリード。

私なら気絶するレベルのプレッシャーです 笑

 

しかしそこは内村選手!

20センチもの差がある韓国選手との大将戦、番組内での

語り同様、実に落ち着いた、堂々とした試合運びを魅せて

くれました!

 

勝つ前提での引き分け

 

「終盤、韓国選手が疲れてきた」

 

そう語りつつ、あくまで「勝ち」への意識を貫き、結果引き分けで

日本を優勝へと導いた内容は、前述したシチュエーションを加味しても、

凄まじい精神力が生んだ結果、そういえるでしょう!

 

これは次回書こうと思っていたのですが、大将戦で日本剣道と

韓国剣道、その違いが顕著に出たなあ、と。

 

佇まい、この一点。

 

韓国選手が相手の隙を「作る」為にアグレッシブな動きを見せる一方、

日本選手はドスンと落ち着いた構え、隙を「見つける」感じですね。

 

鍔迫り合いでの両国、この動きが対照的で、これも興味深い場面でしたね。

 

ともあれ!日本剣道を長年第一線で支えている内村選手、彼の

経験と精神力が発揮された大将戦でした!お見事!

 

今回はここまで!ではでは!